TOPページ > 漢字検定とは > 漢字検定の受検者数と合格率
漢字検定を受検する時に気になるのが、受検する級の人数やその合格率。
平成18年度第一回の漢字検定の結果からその合格率を見てみましょう。
受検者数は約76万人、合格者約38万人。
漢字検定は年に3回あるので、通年では約3倍になります。
第一回の結果を見ると約半数の人が合格している事になりますね。
しかし、どの級も同じぐらいの合格率ではありません。
やはり級が上がると合格するのが難しくなっていくので、合格率は下がっていくのです。
10級・9級は児童向けと言う事もあって90%を超える合格率となっています。
受検者数も1万5千人程度にとどまっているのですが、8級・7級になると2万人を超えてきて、合格率も80%前後にまで下がりました。
そして6級の受検者数4万人程で約70%の合格率から5級になると、8万人を超える倍以上の受検者数に跳ね上がり合格率は70%に届かない68%に下がっています。
4級になると受検者数は11万人を超え合格率は約50%、2人に1人が合格と言うことになりますね。
漢字検定で一番受検者数が多いのが次の3級で、その数は約20万人。
恐らくは中学生、高校生でこの級からの受検にチャレンジする人が集中しているのが原因でしょう。
合格率は残念ながら50%を割る49%。
しかし受検者数からみると優秀と言えるのではないでしょうか?
準2級になると受検者数が14万人と下降気味になります。
もちろん合格率も約38%と大きく下がり、難しいことが垣間見れる結果と言えるでしょう。
2級では受検者数が10万人に満たない9万人程度に留まります。
合格率は約23%とかなり落ち込み、さらに難しい事が分かりますね。
準1級、ここまでくると受検者数が約5千人にまで下がります。
ある程度の知識以上を要求されるからでしょうか?
自信が無いとなかなかここまで受けてみようと思う人はいないみたいですね。
合格率は一番低い11%、約500人ほどの人が合格しています。
最後の難関1級の受検者は約1000人。
受検する方は相当の勉強をしておられると思います。
それでも1000人中140人、合格率が12%とかなり少ない気がします。
簡単には合格できない分、その価値はとてつもなく大きなものじゃないでしょうか?
合格率はあくまで数字での事なので実際に受検してみないと結果は分かりません。
合格率が高いから簡単と言った単純なものではなく、その数は努力している人数と比例していると言ってもよいでしょう。
当然どの級であっても勉強が必要で、勉強にはその成果を測る物差しが必要です。
今より少し多めの努力で、今より更に上の級を目指してみるのも良いのではないでしょうか。
■ 漢字検定を受けるなら「独学」か「通信講座」かをはじめに決めてしまいましょう。
下位の級でしたら、市販の書籍「漢字検定学習本」やDSソフト「250万人の漢検などで勉強するだけでも十分合格できると思いますが、履歴書などに書ける1級などになるとかなり難しくなりますので教材・通信講座などを活用することをお勧めします。
ユーキャンの漢字検定講座やがくぶん総合教育センター「漢字検定」 などは資格の概要が載っている資料請求が無料なので上位検定を受けようと考えている方にオススメです。
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