級別出題範囲(漢字検定(漢検)資格試験合格を目指せ!)

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級別出題範囲

漢字検定に12段階もの級分けがされていて、はやりそれぞれ出題範囲が設けられています。

10級なら小学校1年生、9級なら小学校2年生まで、5級なら小学校6年生までといった具合ですね。

その学年の学習漢字を文章中で使える事を目的としていて、書き順や画数の理解もしっかり覚えておく必要があります。

10級から6級で出題される漢字は文部科学省が認定している「学習漢字」から出題されるもので、小学校6年間の内で学習することを定められた漢字1006字の事を指します。

10級ではこの学習漢字から、小学校1年生で習う80字となっていて、ひらがなカタカナも出題範囲に含まれています。

9級の出題範囲では学習漢字が240字。

8級は440字で音読み訓読みの理解力や送り仮名に注意が必要です。

7級からは対義語や三文字熟語、同音異字など出題の範囲が広まってきます。

理解しておくべき学習漢字は640字。

6級は出題範囲825字の学習漢字の中で同音・同訓異字やより高度な三文字熟語、対義語・類義語が出題されます。

5級は学習漢字1006字すべてが出題範囲となり、小学校で学習した事の総まとめと言えるでしょう。

4級からは学習漢字に加え、一般社会で用いる分かりやすく通じやすい文章を書くための「常用漢字」が出題範囲に含まれる事になります。

4級では常用漢字約300字程度の理解が必要で、合計約1300字の読みと約900字の漢字を書けるような知識が要求されます。

3級は小学校、中学校の総まとめとでも言いましょうか。

1608字の常用漢字で使われる熟語の構成や当て字、四文字熟語などが出題されます。

準2級は高校生レベルを要求され、常用漢字は1945字。

今までの漢字を文章中で正しく使える事が必要です。

そして2級はすべての常用漢字2229字に「人名用漢字」と言う、戸籍に名として記載する事が可能な漢字で常用漢字に含まれない983字が加わります。

特に高等学校で習う漢字の理解と構成の把握に重点が置かれていて、小中高のまとめと言えます。

準一級には常用漢字を含めたJIS第一水準と呼ばれる日本工業規格(JIS)が定めた使用頻度の高い漢字約3000字から出題され、ここから桁違いに難しくなると言えます。

表外漢字(常用漢字でない漢字)の常用漢字への書き換え、日本で作られた「国字」を読む事、故事成語や諺(ことわざ)の理解が必要です。

そして最後にして最高の難関漢字検定1級。

常用漢字を含めたJIS第二水準約6000字を理解していて読み書きが出来なければなりません。

恐らくは見た事の無い漢字が数多く出題されるでしょう。

今までの出題はもちろん国字、地名国名の書き取り、常用漢字体と旧字体の関連も知っておかなくてはなりません。

自分に見合った級、更には一つ上の級を目指して頑張ってみてはいかがでしょうか?

■ 漢字検定を受けるなら「独学」か「通信講座」かをはじめに決めてしまいましょう。

下位の級でしたら、市販の書籍「漢字検定学習本」やDSソフト「250万人の漢検などで勉強するだけでも十分合格できると思いますが、履歴書などに書ける1級などになるとかなり難しくなりますので教材・通信講座などを活用することをお勧めします。

ユーキャンの漢字検定講座がくぶん総合教育センター「漢字検定」 などは資格の概要が載っている資料請求が無料なので上位検定を受けようと考えている方にオススメです。

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