漢字検定とは文部科学省が認定している公的資格の事で、正確には「日本漢字能力検定」と言います。
高校、大学、就職にも役立つ資格ということで年間約200万人を超える志願者数。
その数も年々増え続けている注目の技能検定です。
近年漢字ブームと言われていますが、その人気の秘密は何なのか?
それはただ資格取得によって進学、就職する際、有利になると言うだけではなく、その「楽しみ」にあるのではないでしょうか。
私達の日常に漢字は欠かせない存在であることは確かです。
メール、新聞、書籍、テレビのテロップなど様々ですね。
中には読めない漢字、書けない漢字、全く知らない漢字など多く存在するかと思います。
それを克服するのにゲーム的な楽しさと実用性を兼ね備えた漢字検定を利用するのは自然な流れと言えます。
受検に年齢制限はありません。受検者のレベルに合わせて階級も細かく10級~3級、準2級、2級、準1級、1級の計12段階に分けられていて、4つまでの併願が可能です。
個人、団体での受検はもちろんですが、家族での受検も年々増加しています。
平成11年度第1回より「家族受検表彰制度」が導入されました。
家族3人から6人受検が可能で合格者がのべ3人に達すると、本来の合格証明書に加え「家族合格表彰状」が授与されます。
漢字検定によって家族の絆を深めるきっかけになるのでチャレンジしてみてはいかがでしょう?
受検者増加に伴い会場も全国各地に設置されております。現在ではアメリカ、カナダ、台湾、シンガポール、イギリス、イタリア、オーストラリアなどの海外での受検も可能。
日本国民のみならず、海外に住む人にも受検者がいるというのは日本の文化が世界に知れ渡っていて、それを理解しようとしてくれている人が数多くいる証拠ですね。
漢字検定は年に3回行われています。
ですが忙しい会社員の方、検定日の都合に合わない方など多数おられるかと思います。
そこで漢検CBTというシステムが導入されました。
CBTとはComputer Based Testingを略したもので、コンピューターによって漢字検定を受検するシステムの事を指します。
CBT利用で受検できるのは7級から2級。
従来の漢字検定同様、合格することで資格を得られます。
会場によって異なりますが毎日受検できるところは大きな魅力ですね。
漢字検定のお申し込みは学校や本屋以外にインターネットやコンビニ、携帯電話でも可能です。
自分を知るために、そして自分の能力を高めるためにも受検をしてみてはいかがでしょうか?
■ 漢字検定を受けるなら「独学」か「通信講座」かをはじめに決めてしまいましょう。
下位の級でしたら、市販の書籍「漢字検定学習本」やDSソフト「250万人の漢検などで勉強するだけでも十分合格できると思いますが、履歴書などに書ける1級などになるとかなり難しくなりますので教材・通信講座などを活用することをお勧めします。
ユーキャンの漢字検定講座やがくぶん総合教育センター「漢字検定」 などは資格の概要が載っている資料請求が無料なので上位検定を受けようと考えている方にオススメです。
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